好きの持ち主

大切なものをとっておこう

「頑張れ」って思うこと。

Hey!Say!JUMPの岡本圭人が9月からアメリカに留学することが発表された。

(山田担が今回のことについて書きました。無理だと思ったら、読まないでください。)

 

 

発表の3日前、某週刊誌で「脱退」の報道。

NEWSの騒動から、ジャニオタとして満身創痍だったわたしにとって、Hey!Say!JUMPの脱退報道は全く予想外で。目の前が真っ暗、ってよく言うけど暗くなる間もないくらい、なんだか真っ白になったと言うか何も見えなくなった。大切な、大好きなものが壊れていく感覚。

永遠なんてないってわかってた。もう今年になって、嫌と言うほど見せられてきた。「明日は我が身」ってわかってた。でも、心の何処かでHey!Say!JUMPだけはそんなのないって思ってしまっている自分もいて。山田くんがそんなの許すわけない。

とにかく不安な3日間を過ごした。NEWSのことだって何ひとつ自分の中で整理がついてないのに、JUMPのことも、、、。

辛かった。毎日、気を張ってないと涙が出てしまう。バイトが終わって、誰もいない家に帰ってきて、「今日も疲れたなぁ」って座った途端、大好きなものが壊れてしまうのではないかっていう恐怖から、泣いてしまうこともあった。

アイドルにこんなにボロボロにされる日が来るなんて思わなかった。

 

土曜日の20時。

FC向けにメールが来た。

「終わった」と思った。

もうパニックになって、いのありらじらーも全然頭に入らなかった。わたしはジャニオタなのを公表してるし、友だちにジャニオタが多いのでたくさん心配の連絡がきた。もうわけがわからなかった。

らじらーが終わった21時に、高校時代からのジャニオタの友人に電話した。彼女は今月頭のNEWSの文春砲から気にかけてくれて飲みにも行ってくれている。基本的にずっと泣いているわたし。30分過ぎた頃からもう感情がコントロールできなくて、笑いが止まらなくなってきた。こんな情緒不安定なわたしに付き合ってくれた彼女に感謝しかない。

迎えた22時。

予想通りのサバ落ちで、全く見られなくて、彼女と電話しながら、サーバーに愚痴を言っていた。

22時半になってやっと見られた動画。

脱退じゃなかった。良かったって思った。良かったって思ったけど、すごくモヤモヤしてしまった。

 

たぶんそれは、山田くんの表情を見ていたから。

初めて動画を見たときから、申し訳ないけど山田くんのことしか見ていなくて。動画の山田くんの目が色を無くしていた。

わたし、山田くんの瞳が大好きなんです。綺麗で真っ直ぐで。目は口ほどに物を言うって言うけど、山田くんの瞳は本当に、山田くんの魅力を全て映し出せる。

だから、山田くんの目に力が無いのを見て、「これじゃあダメだ」と思ったのが本心。たしかに、脱退じゃなくてよかった。Hey!Say!JUMPが9人のままでいてくれるのは本当に嬉しい。ホッとしたのも事実。「Hey!Say!JUMPに戻ってくるのが留学を許した条件の1つ」っていうのもすごくJUMPらしくて、好きだと思った。

 

でも、山田くんは違うんじゃないか。山田くんは、誰よりも9人で歩むことにこだわっているように見えていた。

去年の10周年イヤー。インタビューでもテレビ番組でもコンサートでも、山田くんはメンバーが大好きでHey!Say!JUMPが大好きで、この9人じゃなきゃ、この9人でこれからも進んでいかなきゃ意味がないって思ってるように見えた。

だから、脱退じゃなくても一時的に8人になること。それって山田くんのポリシーが許さないんじゃない?って。動画の山田くんもそうなんじゃない?って。

 

なんとなくモヤモヤしたまま夜が明けた。

みんな良かったねって言ってくれたけど、何が良かったのかわからなかった。山田くんが大切にしてたことが、一時的だとしても守れなくなってしまう気がしてた。

わたし、自担(山田くんと増田さん)には世界一幸せになってほしくて。夢を叶えて欲しくて。だけど、その幸せも夢も彼らが手にするためには、わたしたちファンにできることは微力すぎる。彼らは、本当に本当に努力してるし、頑張ってるし、結局彼らは自らの幸せも夢も自分で手にすることができるんだと思う。でもね、彼らの幸せを叶えてあげられる人がいるとしたら、グループのメンバーなんじゃないかなって思う。彼らはグループのアイドルだ。彼らががアイドルとしての幸せや夢を叶えるためには、グループのメンバーが絶対必要で。だから、自担を幸せにしてくれない、悲しい気持ちにさせる、メンバーに腹が立った。悔しいって。1番大好きな人の1番近くで、幸せにしてあげられる可能性があるのに、なんでよって思った。わたしたちができないこともできるのに。

ごめんなさい、エゴだよね。わたしが自担に幸せになってほしいと思うように、そのメンバーだって、彼にとっての幸せを手にする権利がある。わたしが自担だけを幸せにしてって叫ぶのは違うよね。わかってるよ。でも、悲しくて悔しくてもどかしくなってしまったんだ。

 

モヤモヤしたままバイトをして、バイトが終わって、駅で電車を待ちながらやまぺを開いた。

涙が止まらなかった。

わたしが好きな山田くんだ。

 

世間のイメージでどう思われているか知らないけど、山田くんは本当にメンバー一人一人を大切にしていて、それと同時に一人一人のファンも大切にしてくれている。だからまず、圭人のファンって言葉が出てきたんだと思う。

納得できないってことをちゃんと言ってくれる山田くんもすごくすごく山田くんらしい。人間味がある山田くんが好きなんだ。本当はきっと1人欠けるのも嫌だったと思う。11年目も12年目も9人で色々なことを挑戦したかった思う。わたしも見たかった。8人のJUMPは想像できない。去年の10周年のJUMPが本当に世界一素敵だったから。だから、山田くんが納得できない、なぜ?って言ってくれて嬉しかった。ホッとした。山田くんだ、これがHey!Say!JUMPのエース山田くんだ。誰よりもメンバー愛に溢れてて、ファンにちゃんと気持ちを伝えてくれるHey!Say!JUMPの山田くんだ。

 

会員制だから文は載せられないけど、

締めの文を読んで、わたしの中のモヤモヤは少しずつ消えていった。

山田くんは充分頑張ってると思うから頑張ってなんて言ったことも思ったこともほとんどないんだけど、山田くんはそれでも頑張ろうとしてくれる人だから。だからそんな山田くんに「こんなに頑張ってるんだから頑張らなくていいよ」なんて言うのは失礼だと思う。

今日は、今日だけは言う。

山田くん、そしてHey!Say!JUMP、頑張って。

もう1人の自担の増田さんの言葉を借りるなら、「適当に」頑張ってほしい。

 

わたし、もっともっと進化したHey!Say!JUMPが見たい。

この数週間アイドルにボロボロにされたけど、それでもこれから進んでくれるアイドルたちがわたしの希望です。

成長するためにアメリカに行く圭人も、命がけでグループを守って大きくすると約束してくれたHey!Say!JUMPも、頑張ってほしい。

アイドルもアイドルファンも永遠じゃないのはわかってるけど、もう一度、アイドルのこれからを一緒に夢見させてください。

 

そして、山田くん。

山田くんはきっと、これからもHey!Say!JUMPというグループを背負っていく。それはもうグループが始まったときからの宿命なのかもしれない。メンバーの活躍も増えて、それは減ったのかもしれないけど、それでも山田くんはグループを背負っていく。きっとそれでいいんだ。山田くんが背負ってくれるHey!Say!JUMPなら安心してこれからも見ていられる。山田くんが今背負っているものは、重い荷物じゃなくて、グループへの愛なんだ。

 

 

わたしは自担の悲しい顔なんて見たくない。

山田くんも増田さんも、世界一幸せになってほしい。

今はまだちょっと、これからどうなるかわからないけど、8人でグループも強く大きくしていく決断をしたHey!Say!JUMPも、そのグループをこれからも背負い続けてくれる山田くんも、今きっと複雑な状況の中にいる増田さんも、みんな幸せになってくれたらいいなって思う。もうこれしか言えない。

 

わたしは、大好きな人がわたしたちに頑張るって言ってくれる限り、頑張れって想い続ける。それが大好きな人とわたしの幸せへの近道な気がするから。